広島原爆の日ラジオ特集“核と人類は共存できない”　被爆80年　日本被団協の戦い 08月06日のタイムフリー

去年ノーベル平和賞を受賞した日本被団協。しかし世界情勢は混迷を極め、核兵器使用の懸念が高まる。こうした中、被爆者たちは核兵器廃絶に向けて新たな一歩を踏み出した。

広島と長崎に原爆が投下されて80年。日本原水爆被害者団体協議会は「核と人類は共存できない」という理念のもと活動してきた。被爆者の高齢化で、残された時間が限られる中、今年5月、代表理事の田中聰司さんはフランスを訪問。核兵器廃絶を訴え、大統領への要望書を託した。7月にはノーベル委員会のフリードネス委員長が来日。日本被団協と平和のメッセージを発信した。人類の未来のために戦い続ける被爆者たちを追いかけた。